寝る子は育つとの言い伝えがあるように入眠直後の深い眠りによって成長ホルモンの分泌値が高くなるといわれています。
成長ホルモンンは子どもたちの骨などの発育促進やたんぱく質を合成して傷ついた組織の修復、皮膚などの再生促進など...大切です。
コラーゲンもたんぱく質のひとつですから睡眠に関係が深いですね。
よい睡眠をとって成長ホルモンをしっかりとることで皮膚の新陳代謝を促し、ハリのあるうるおった美肌をめざしましょう。
睡眠が美肌に良いとよくいわれていますが、毎日ぐっすりよく眠れていますか?
私もよく眠れているかといわれてみれば眠れているような?眠れていないような?わからない・・・?
1日使った身体や脳の疲れをとり身体や心の機能を回復させ、明日も元気で行動できるようにするために睡眠はとても大切でしょう。
睡眠負債についてテレビや雑誌などでとりあげられて久しいですが、睡眠負債というと毎日少しずつ睡眠不足がたまってしまい、いつの間にか借金のように増えて身体も不調になってくることだったかな?と思います。
眠れない、寝つけないなどをかかえているという傾向が多い現代、睡眠について考えることは欠かせないことでしょうね。
睡眠のリズムで良く聞く言葉、レム睡眠とノンレム睡眠についてはご存知の方も多いでしょう。
もう一度確認してみましよう。
身体は休んでいるが脳は活動しているのがレム睡眠(浅い眠り)。
身体も脳も休んでいるのがノンレム睡眠(熟睡)。
浅い眠りのレム睡眠と熟睡状態のノンレム睡眠の周期は交互にあらわれます。
熟睡状態のノンレム睡眠中でも最も深い睡眠(深睡眠)は脳がしっかり休んでいる状態です。
その深睡眠状態を眠りはじめてから4時間で2回とることができれば疲れの8割はとれるのだそうです。
自分のこと考えてみるとどうだろうか?
寝入ってから4時間で2回深い眠り状態になっているだろうか?
けれど、メディアで報じられている睡眠不足が招く病気のリスクについてのことを知るほどに睡眠、熟睡することの大切さは痛感しています。
アルツファイマー型認知症、脳卒中、糖尿病などにかかるリスクが高くなるそうです。
毎日よい睡眠をとることは不可欠ですね。
良質の睡眠をとることが出来ればスッキリ目覚められるでしょう。
グッドスリーパーという言葉を耳にすることはありませんか?
寝つきがよくて10分以内で寝れるし、途中で目が覚めない。
目が覚めてもすぐにまた寝れちゃうし、熟睡できていると感じているし朝もスッキリなんだという友人がいますから、うらやましいです。
質の良い睡眠をとるにはどうすれば良いのでしょうか?
質の良い睡眠ってどんな睡眠なのだろうか?
目次「睡眠と美肌の関係」で記した友人のような眠りのこと?グッドスリーパーの眠りかな?
長〜い時間寝ればいいのかな?と思ったけれどそうではない。
よい睡眠をとるには寝る前の過ごし方に関係があるのだそう。
寝る前の1〜2時間はオレンジ色のやさしい光が必要で、これはメラトニンという眠りのホルモン分泌を促すため。
リラックス、ぬるめの入浴、寝る直前の食事、カフェイン、お酒などもやめてノンカフェインの飲み物がよいようです。
毎日同時間に就寝するのがのぞましいのだそうですよ・・・。
睡眠不足で太りやすいか否かは、これもホルモンに関係があるようです。
グレリンとレプチンというホルモンが関係しています。
睡眠不足は肥満につながりやすい原因になるのだそう。
睡眠が少ないとグレリンの分泌が増えて、と同時にレプチンが減ってしまいます。
グレリンは食欲を増進させるホルモンでレプチンは満腹感を感じるホルモンです。
食欲旺盛になり、代謝も悪くなり、ストレスホルモンが上昇し、すい臓で十分なインスリンを分泌できなくなり代謝率が低く、肥満になりやすくなります。
成長ホルモンは脂肪など分解する働きもありますので深い睡眠をとることで分泌が高まるという成長ホルモンの働きをよくするためにも睡眠不足は避けたいですよね。
身体の細胞が回復、修復される大切な時間は夜の23時から深夜2時ごろまでといわれています。
そうすると22時位に寝なければいけませんが?どうでしょう?
遅くても23時ぐらいまでには眠りにつけそうでしょうか?
しかし、いろいろお忙しい方が多いでしょうがらすぐには寝る時間を変えられませんよね。
23時位に寝てもなかなか寝付けないかもしれませんが、健康を考え早寝早起きをおススメします。
では、また...。