口のまわりの口輪筋やいろいろな表情筋はよく話をすることで鍛えられ、口元の老化予防、心の老化予防になるといわれています。
しわやたるみが気になるなぁと自覚するようになるのは40歳前後だといわれます。
しわやたるみは口内環境によるところが大きいということが医学的にわかっています。
歯の丈夫な方はもちろんのこと、口内環境がよい人ほど健康的で長生きであるようです。
唾液は、髪や肌、粘膜、血管などを修復する働きがあります。
また脳の老化を予防するという神経成長因子も発見されています。
しかしホルモン分泌との関係で40歳ぐらいからだんだん分泌量が低下してしまいますし噛む力や舌力も唾液に深い関係があります。
かたい物を食べなくなった現代人は噛む力や舌力が低下し唾液分泌量が低下しがちです。
またストレスなどが多く笑顔が少なくなっているというような場合にも唾液の分泌量が低下してしまいます。
これら唾液分泌低下になるものをできるだけ解消して口元の老化を予防しましょう。
舌力低下で思い浮かぶのは二重あごです。
二重あごといったらどんなイメージを思い浮かべますか・・・?
二重あごのイメージは太っている人と思っていたのですが、太っていないのに二重あごになっている方が増えつつあるようです。
太っていないのに二重あごになっていたら舌力が低下しているかもしれません・・・舌力は唾液を出すためにとても重要です。
舌は食べる時に、飲み込む時に、話す時などに、使う動作でとっても重要なところです。
柔らかいものばかりを好んで食べるようになると舌をあまり使わずに飲み込むために舌力が低下してしまうのだといわれています。
噛む力もまた舌力と同じように柔らかいものばかりを好んで食べていると低下して全身の筋肉に影響があります。
例えば、顔のまわりの筋力低下、たるみ、ほうれい線、全身の筋肉の力の弱まりなど老化につながります。
舌力、唾液力、噛む力の3つのサインを意識して生活し老化予防をしましょう。