加齢による睡眠の変化
体内時計も老化する。光を感じて眠りをコントロールして、おおよそ夜の7時から12時ぐらいに眠れるように体のリズムを刻んでいる体内時計も加齢により老化します。年とともに眠りが浅くなったような・・・と、睡眠が気になることはありませんか?睡眠のパターンが次第に変化するのは40歳ぐらいからといわれます。夜、眠りが浅く途中で目が覚めたり、早くに目覚めたりと、睡眠時間がだんだん短くなってくるようです。この原因が体内時計の老化です。体内時計の機能が弱くなると、眠気を促すホルモンであるメラトニンの分泌が低下してしまいます。快眠するために朝の外の光をたくさん浴びて体内時計をリセットしましょう。NK細胞の低下NK細胞の活性も年齢とともに低下するそうです。NK細胞というのは身体の中をパトロールして日々5000個ぐらい発生するといわれているがん細胞の増殖や感染症などを見つけ出して小さなうちに単独で殺傷してくれています。そのNK細胞は午後10時〜午前2時の間がNK活性の最も下がる時間帯なので、NK活性を低下させず免疫力を維持するためにもこの時間はぐっすり深く眠っていることが大切だといわれています。深い眠りと浅い眠りノンレム睡眠は深い眠り、レム睡眠は浅い眠りです。脳の眠りはノンレム睡眠、 体の眠りはレム睡眠です。成長ホルモンや細胞を修復したり活性化したりするのは、深い眠りのノンレム睡眠の役目です。ノンレム睡眠の後にレム睡眠が続く構成になっているようです。そしてレム睡眠の最後のころに起きるとすっきり起きられるといわれています。朝・脳の準備運動は?脳が活発になるのは起きてからどのくらいかかるのでしょうか?朝起きてから脳が活発になるまでに約2時間かかるのだそう。脳が働くまでに2時間もかかると思いませんでした。起きてからただ座ってボーっとしているだけだともっと時間がかかるのでそうですょ。朝というと新聞を読んだりする方も多いと思います。新聞を読んだり短銃な計算問題を解いたりも良いのだそうですが。脳の準備運動というかウォーミングアップにおすすめなのは歩くことといわれています。歩いているうちに脳全体に血液がめぐりやすくなるのだそうです。
Read More