筋肉と声帯の老化
加齢に伴って起こる筋肉量減少症(サルコぺニア)高齢になり運動機能が低下する原因に挙げられるのがサルコぺニアです。サルコぺニアの症状は歩き方が下手になってきたり、ふくらはぎがやせてきてハリを失っていたり、つまずくことが多くなり転びやすくなってきたり、すり足になるなどです。こんな症状になると生活の機能が低下しますので、早期に発見そして予防が大事になってきます。サルコぺニアの原因となるものがビタミンDの血中の濃度です。骨の代謝のところでもビタミンDが関与していますが、筋肉にも大きくかかわっています。ビタミンDは食事からだけでなく、ビタミンDの合成に必要な太陽に当たることもかかせません。紫外線が気にはなりますが、適度に日に当たることは必要です。加齢によって、筋肉が衰え瞬発力、敏捷性、バランス力などが低下してきますが、運動不足などで使わないことが筋肉の老化を速めてしまうようです。筋肉は貯金ができます。簡単にできることから、はじめましょう。足の組み方を時々変える。つま先立ちで立ってみる。荷物を持つ時やバックを持つ時は右も左も平均に使う。両手を上にあげてみる。継続は力なり・・・毎日楽しく続けることが若さを保つ秘訣です。声の老化2本のゴムのような帯で出来ている声帯も加齢に伴って変化していきます。声にハリがなくなった、みずみずしさがなくなったなど耳にすることはありませんか?声帯が低下すると弾力の低下によってハリやみずみずしさが失われ、低音になったり音程がくるってしまったりと声の感じが変化します。若い時よりコミにュケーションの機会が減ってくることも声の老化の原因となるようです。人と話す機会が減ってきたなぁと感じたら本の音読や新聞の音読がおススメです。本や新聞を声にだして読むことは、声にも脳にも効果的なことが分かっています。声の老化を予防するには・・・。声帯を無理のないように適度に使い適度にやすませること。のどなど、乾燥に気をつけること。本や新聞などの音読をして、声帯を使いましょ。(使わないと衰えます。)たばこやお酒など、生活習慣病に注意することなど。
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